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スーパーフードの定義と基準

日本スーパーフード協会では、スーパーフードの定義と基準を次のように定めています。

《スーパーフードの定義》
  • 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。 あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
  • 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

日本スーパーフード協会が優先的に推奨するスーパーフードの品目に関しては、協会の定義に沿ったものであると同時に、次のような基準を設けています。

《スーパーフードの基準》
  • 「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。

つまり、歴史や文化的背景の有無が、スーパーフードと機能性を目的に開発された一般の健康食品とを分ける重要な要素であり、【スーパーフードを世界の食文化としてリスペクトすること】を重視しています。

スーパーフードの魅力とポリシー

いわゆる健康食品とスーパーフードを分かつものであり、同時にスーパーフードの持つ魅力や思想的背景あるのは、次のような概念です。

  • 自然のパワー
  • 神秘のヒストリー
  • 生産者支援
  • フェアトレード
  • 自然保護、環境保護
  • アグロフォレストリー
  • etc.

多くの人々が長い年月、食し続けてきたスーパーフードには、自然が持つパワーの恩恵を得てきたことを物語る、神話や神秘のヒストリーが数多く存在しており、その物語性が人々を魅了しています。
また、スーパーフードを通じて、生産者支援やフェアトレードなど、社会的問題への取り組みも行われており、こうしたポリシーをもつ点もまた、一般の健康食品にはない魅力であると言えます。